お客様各位
【5月10日:今朝の状况】
※為替(ドル/円):1ドル=130円44銭【07:00現在】
※N.Y.ダウ: 32245.70(-653.67)
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売: 9160.0(-268)
②午後売: 9243.5
※ COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅: 4.193(-0.0685)
④金: 1857.1(-24.1)
※WTI原油先物($/bbl)
⑤原油:103.09(-6.68)
※本日時点予想計算値:国内銅建値(/kg)
①ロンドン午前:1240円
②ロンドン午後:1250円
③N.Y. : 1260円
※ニューヨーク為替引値(円)
130.25-130.28(0.31円高-0.31円高)
【5月9日:昨日の状況】
※国内銅建値1280円( 5月9日より-40円)
《 3月:輸出通関統計 銅・真鍮》
※月一恒例、㈱日刊市況通信社様より提供頂く、
財務省の輸出通関統計「3月」です。
日本から輸出される銅・真鍮系スクラップの統計
数量です。
【1】ポイント
※①中国向けは輸出は21,383トンと春節明け順調に
回復。2万トンを超えたのは昨年10月以来。
中国が長年時間をかけて作り上げた“クリーンな銅・
真鍮だけを輸入する“という通関ルールは確立されて
おり、日本→中国の輸出は安定的と言えます。
※②一方で、中国と全く逆なのがマレーシア・タイ・
韓国向け輸出で、日本からの輸出量は低位安定。
雑品・雑線の日本輸出通関厳格化(分析厳格化)から
輸出をしないで国内加工処理する流れが継続されて
います。
※③尚、マレーシア側で政府機関SILIMが輸入検査を
していると言う話は、全く聞かないです(某新聞社が
1月から検査開始!と騒ぎ立てた記事は一体何だった
のか・・・)
【2】合計数量
日本→海外への輸出量総合計、3月は29,250トン
でした。
2月は25,049トンでしたので前月比プラス4,201トン。
※ 過去の1年の記録は以下
21年/4月 45,820トン
21年/5月 36,950トン
21年/6月 38,379トン
21年/7月 23,824トン
21年/8月 21,238トン
21年/9月 27,460トン
21年/10月 31,096トン
21年/11月 28,472トン
21年/12月 29,265トン
22年/1月 18,339トン
22年/2月 25,049トン
22年/3月 29,250トン
【3】国別数量上位国。( )は前月比です。
(注:中国は7類=雑品・雑線は輸入禁止。付き物の
ないクリーンな物のみの統計)
1位/中国:21,383(+3,692)
2位/マレーシア:3,349(△47)
3位/タイ:1,284(△83)
4位/韓国:1,008(△430)
5位/香港:981(+396)
6位/シンガポール:687(+222)
※雑線(ヤード持込):【5月9日現在】
【1】ワイヤーハーネス:460円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):430円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):380円前後
【4】雑線B :290-320円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン単位の価格を基準としています。】
以上